Life style / 生活習慣と向き合う



健康で若々しく美しくいられる鍵は、気血(血流)の体内循環にある。

言源堂は、このメッセージをテーマにして、生活習慣と向き合うことを
ただ厳格に、規律だけを重んじるということだけではなく、日々の生活に
少しだけでも意識を持つことができれば、自分自身とも向き合えることが
できて、生活習慣を大きく変えるチャンスに繋がると考えます。







薬食同源とは生活の中にあるもの!


私たちが普段の生活で行われている食事、朝、昼、晩と当前のようにしています。
食事とは、空腹を満たすものであり、活動するためのエネルギー補給、あるいは、
家族や仲間、恋人同士のコミュニケーションを図るものでもあります。

栄養学的に食事を考えると、体を作り、筋肉を育て、活発に活動する!
ご飯、お肉、お魚、野菜、果物などを人が健康的に生活するために必要な
食材として考えます。

一方、漢方学的に食事を考えると、個人の体質や体調に合わせてその人が
必要とするものが何であるか、必要な食材を適度に調合しながらバランスよく
取り入れていくことを考えます。

つまり、食べるということは、食材を吟味して調合し、不足しているものを補い、
修復するといった行為であり、体調不良時に薬を服用することと同じであるという
ことです。









薬食同源(春夏秋冬).jpg



旬の食材は、体に良くて味も良いから、その時期に採れた食材を進められます。
人も自然の一部であり、その体内では季節によって必要となる成分や菌類を
要求していると考えられています。
旬の食材がその時期に最も優れた性質を表すのも、まさに自然の摂理の流れ
の中の一つと言えます。

人体に必要な栄養素。

 栄養学にある人体に必要な3大栄養素は、タンパク質脂質糖質です。

 これに、ミネラルビタミンが加わり、5大栄養素になり、更に食物繊維が入り、6大栄養素となりました。

 最近では、抗酸化作用が高いといわれているファイトケミカル成分加わって7大栄養素へと広がっています。

 これら多くの知識や情報が広がり、健康ブームを引き起こすきっかけになっています。

季節を知る、生活を知る。


世界の温帯地域では、もちろん四季というものがあります。
日本も同様に春夏秋冬と四つの季節に分けられ一年を巡るのは、
当然のこととして知られていますね。

生物が生きていく環境の中で、この季節の変わり目が実に重要と
なります。

春は、芽吹きの時期、眠りから覚め動き出す準備が始まります。
夏は、活動の時期、活力に満ち、大きく育ち動き回る。
秋は、実りと収穫、育ち熟したものの成果を実感とする。
冬は、蓄えと休眠、種をそろえ次の季節へつなぐ準備とする。

簡単には、このような認識ですが、日本では古くから生活の中に
浸透している、季節の呼び名があり、一年間の季節を更に分けた
二十四節季というものです。

春分や夏至、秋分に冬至など耳にされたことがあると思います。

この季節の見方を知ると、一年の生活の中で生き物がどう育ち、
食材の旬や季節ごとの行事を改めて認識できることができます。

自然の摂理とそこに暮らす人間が共存し、自然の一部として
生かされていることを知ると、自ずと生活習慣を見直して、
楽しく、健やかに毎日を過ごすことに繋げていけると考えます。

ほんの少し意識を変えることができれば、それは、未来の自分へ
贈る大切なものとなるのではないでしょか。









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